なぜ病気にならないのか?
「高血圧」「糖尿病」 「心臓病」「脳卒中」そして「ガン」など、現代のビジネスパーソンの多くがこうした「生活習慣病」と呼ばれる病に悩まされています。
また、「花粉症」や「皮膚トラブル」などの「アレルギー症状」や、「腰痛」「肩こり」「偏頭痛」「冷え」「生理不順」など、病気とまでは言えないような慢性的な未病状態の人も少なくありません。
生活習慣病や未病は、食生活、過労やストレス、運動不足などの日々の生活スタイルと密接に関係していますが、これらを改善し、本格的な病気にならないようにするための方法があります。
病気にならない3つの方法
- 「体液」「血液」「意識」を正しく流す。
- 免疫力を正常に働かさせる。
- 感情をコントロールしバランスを保つ
3つの方法は、すべての人が生まれながらに持つ機能です。しかし、普段の生活で意識することはあまりありません。これらの機能を正常に働かさせるためには、人に備わるメカニズムについて理解する必要がありますので、これらを順にご説明いたします。
人に備わるメカニズムの秘密
一部の特別な症例を除けば、人が生まれる時は健康体です。けれども、日々の生活習慣や環境により、本人の自覚さえないうちに徐々に体内の機能やバランス、リズムなどに狂いが生じ始めます。
体内の狂いは、カラダの発する何らかのサインによって気づくことができるのですが、そこに意識が向いていないと、突如異変が現れたように感じることもあります。
こうした体内に生じる狂いは、主に3つの体内メカニズムに起因しています。
- 「体液」「血液」「意識」を正しく流す。
- 免疫力を正常に働かさせる。
- 感情をコントロールしバランスを保つ
1.「体液」「血液」「意識」を正しく流す
「体液」「血液」「意識」は、絶えず人の体内を流れる流体の状態になっています。人は、これら3つの流体を正しく体内に循環させることで健康状態を維持しています。この循環が滞ってしまうとカラダに不調をきたし、やがて病気を患います。
例えば、食事で摂取する食べ物・飲み物は、口から入り食道を通り胃で消化され、小腸・大腸で必要な栄養素や水分を吸収した後、便として体外に排出しますが、この流れが滞り詰まった状態が便秘であり、逆流した状態がおう吐です。
これと同じような状態が、「体液」「血液」「意識」においても行われています。
2.免疫力を正常に働かせる
免疫力とは「疫(病気)から免れる」ために、病原菌やウイルスなどの外敵の侵入を防いだり、 体内にできる悪性の細胞を排除したりする自己防衛機能です。
免疫力を正常に働かせるための体温は36.5℃以上とされており、それ以下の体温は低体温状態となります。人は低体温状態になると、免疫力が弱まったり、または過敏に反応したりするようになります。
常に36.5℃以上の適正な体温を保つことで、免疫機能は最大限の効力を発揮し、それらを隈なく体内に循環させることによって、人は病気を遠ざけ健康状態を維持できます。
3.感情をコントロールしバランスを保つ
七情とは、人の持つ「怒り」「喜び」「思い」「憂い」「悲しみ」「恐れ」「驚き」の7つの感情を指しています。それぞれの感情は、人間の五臓(5つの臓器)と深く関係しています。
五臓にある七情は、人として生きるためには持っていなければならない感情です。しかし、バランスを崩した不正感情の状態で持つことは、それぞれの臓を傷つける事になります。
1.怒り
怒りは肝臓に宿り、努力、打ち勝つ力を生みます。急激な怒りは顔を赤くさせ、眼光も鋭くなります。怒りの感情を長く持ちすぎると、肝気が上昇し高血圧の原因となります。
2.喜び
喜びは心臓に宿り、希望や夢を持つための感情です。反面、急激な喜びは気が緩み心が無防備になります。また、心は舌につながっているため、過度の喜びは失言を誘うこともあります。
3.思い
思いは脾臓に宿り、思案・予測・思慮深い心が生まれます。しかし、思いが過ぎると脾臓の気が固まり不安や焦りとなり、気を塞いでしまいます。
4.憂い
憂いは脾臓に宿り、程よい憂いは思いやりを生みますが、憂いが過ぎると脾臓の気が縮み食欲が無くなります。
5.悲しみ
悲しみは肺臓に宿り、優しさを生み出しますが、過度の悲しみは気力を無くしてしまいます。悲しみの感情は内臓を傷つけ風邪を引きやすく成り、肺の病にもかかりやすくなります。
6.恐れ
恐れは腎臓に宿り、用心する気持ちや警戒心を生み出しますが、過度の恐れは腎気を下降させる為、腰を抜かし失禁することもあります。
7.驚き
驚きは腎臓に宿り、注意深さを作りますが、急激な驚きは、感情が不安定になり、気が乱れ目的も無くただ右往左往します。 更に、七情を過度に長く持ち続けることで、不正感情(恨み・辛み・妬み・嫉み・羨望・嫉妬など)が生まれ、カラダのバランスを乱して自律神経を失調させます。
現代人に多いとされるストレスは、こうした不正感情が生み出す場合もあります。
気功は病気にならない体を維持するための
最良の健康法です。
中国で生まれた気功は、人に備わるメカニズムや健康を妨げる要因を理解し、それらを自らがコントロールできるようにすることを目的に編み出された健康法です。
なかでも「一指禅功(いっしぜんこう)」は、中国福建省「南少林寺」に古くから伝わる、中国で最も体系立てて作られた医療気功であり、健康状態を保つために必要な要素である
「体液」「血液」「意識」を体内に正しく循環させる
体温を36.5℃以上に保ち、免疫力を正常に働かせる
感情をコントロールしバランスを保つ
のすべてを行うことができる気功法です。 「一指禅功」の気功法を日々の生活習慣に取り入れることで、病の原因を遠ざけ、簡単に病気ならない強いカラダを作り上げることができます。
また自らの「自然治癒力」を高められるため、既にカラダのどこかに変調をきたしていたり病を患っていたりする場合であっても、自分で自分を治すことが可能になります。
【Biz KIKO】は、「一指禅功」の要素を取り入れ、日常生活の中でも無理なく手軽に行っていただける健康法として開発した気功体操です。